幻の鯉のぼり?
年間通して5月4日と5日だけしか手に入らない幻の鯉のぼりも存在するわけでして…。
これは毎年5月4日と5日、東京都港区白金台の覚林寺で行われる
「清正公大祭」でのみ授与される【開運出世祝鯉】。
覚林寺は戦国武将、加藤清正ゆかりの由緒あるお寺。
近隣住民からは「清正公さま」と呼ばれ、勝負祈願の寺として信仰を集めているそう。
清正公の強さにあやかり「苦悩に打ち勝つ」という願いを込めて
この鯉のぼりが授与されるわけです。1体 \1,500なり。
全国広しとはいえ、神社や寺からお守りとして鯉のぼりを授与しているのは
おそらくココだけ。一説には大正時代から続いているのだとか。
石版印刷による素朴な風合いとポップな色彩のバランスがなんとも言えません、
う~ん、さすが白金…。
これまた端午の節句には欠かせない、菖蒲の葉が入った【お勝守】も授与されています。
最近サッカーの面白さにハマりだした二人の息子におみやげとしても買って帰りました、
こちらは一つ \600。普段は「葉なし」で授与しているようです。
家族に男の子がいて、「なんか面白そう」と興味をもたれた皆さま、
来年まで気長に待つべし!