
私たちは日本の美しい伝統行事や手仕事を通じて、家族の記憶に残る時間を届けます。
家族の中に、ふとした瞬間に思い出される品が一つでもあれば、それはかけがえのないものになります。
私たちは「どれだけ売るか」ではなく、「どれだけ記憶に残るか」を大切にし、商品の企画・選定・販売に取り組んでいます。
取扱商品の中心は、日本で受け継がれてきた手仕事の品々です。私たちはできあがった製品のみの紹介だけでなく、背景にある技術や歴史をご紹介することで、より多くの皆さまに「新しい価値や気づき」もお届けしていきます。
また、私たちはお客様からいただいた声をつくり手へ直接伝え、積み重ねてきたものづくりの価値がより良いかたちで循環していくことも大切にしています。その間に立つ存在として、つくり手と使い手をつなぐ架け橋であり続けたいと考えています。
三世代にわたり地域の皆さまに支えていただき、もうすぐ創業100周年を迎えます。これからも、日本の伝統行事や手仕事の価値を次の世代へつなぎ、ご家族の記憶に残る品をご提案してまいります。
私たちが大切にしていること
人形の鯉徳では、流行や見た目だけでつくられた商品ではなく、制作工程や作り手の思想、素材の必然性まで含め、納得できるものを取り扱っています。一見同じように見えるものでも、素材や工程、仕立て方によって、その価値は大きく変わります。私たちは、その違いを見極めたうえで商品を選定しています。
選定にあたっては、主に以下の点を基準としています。
- 構造や工程がむやみに省略されていないこと
- 素材の特性を活かし、無理のない仕立てであること
- 流行に左右されにくく、均整の取れた造形であること
- (節句人形は)本来の意味がきちんと保たれていること
大きさや色、価格だけではなく、私たちはどのような技術や考えによって生まれたものなのかを大切にしています。
理由のある美しさを選ぶこと。
それが私たちの商品選定の基準です。
また、販売表示価格を高く設定し、そこから高い割引率でお得感を演出するような販売は行っておりません。制作にかかる手間や素材、つくりの内容に見合った価格を基準とし、単に価格の高低ではなく、その価値に納得いただけるかどうかを大切にしています。
近年は、表面的な印象のみを優先した商品や、大量生産による破格の製品も増え続けています。それぞれに役割はありますが、私たちは、家族の大切な思い出とともに、長く手元に残るものとしての価値を優先いたします。
経験に裏打ちされた技術と、時代に応じた創造性。その両方を備えたものづくりに目を向けながら、これからもご提案を続けてまいります。
日本のものづくりが持つ美しさや丁寧な仕事に触れていただき、その品とともに、ご家族の記憶を育んでいただければ幸いです。