鯉のぼり
空に飾る、家族の記憶
空を泳ぐ、大きな鯉のぼり。
子どもの頃に見たその風景を、大人になっても覚えている人は少なくありません。
鯉のぼりを揚げるのは、少し手間がかかります。
場所を決め、ポールを立て、ロープを張る。
でも、子どもの誕生を祝い、家族みんなでこれだけ大がかりなことをする機会も、考えてみればそう多くありません。
自分が親になって初めて、
「自分の鯉のぼりも、誰かがこうして揚げてくれたんだな」
と気づくことがあります。
子どもの成長を願って揚げた鯉のぼりが、いつか家族みんなの記憶になる。
男子誕生という「ハレの日」に、鯉のぼりを揚げてみませんか。
まずは設置場所から
鯉のぼりを選ぶ前に、まず確認したいのが「どこに揚げるか」です。
ベランダかお庭か。お庭なら地面は土かコンクリートか。それによって必要なポールや取付器具が異なります。
また、電線や樹木、隣家などの障害物がないかも必ず確認してください。
ポール設置予定の場所から、半径何メートル程度の空間が取れるのか。
これが、鯉のぼりの大きさを決めるひとつの目安になります。
ポールを選ぶ
一般的にポールの長さは、一番大きな黒鯉(または吹流し)の約2倍以上が目安です。
(例)5mの黒鯉・吹流し → 10m以上のポール
ベランダサイズでは伸縮式アルミポールが一般的です。お庭では、土の場合は「打込み式」「埋込み式」、コンクリートの場合は専用スタンドなど、設置環境によって方法が異なります。
大型の鯉のぼりを複数揚げる場合には、杉丸太などを使用し、材木店や工務店へ設置を依頼する方法もあります。
また、二階ベランダなどから庭へロープを張り、ポールを使わずに揚げる方法もあります。専用器具もございますのでご相談ください。
鯉のぼりを選ぶ
設置できる大きさが決まったら、デザインや素材、ご予算から鯉のぼりを選びます。
素材
主な素材はナイロンとポリエステル。一般的にポリエステルは色褪せしにくく、シワになりにくい特性がありますが、同サイズ・同デザインでは価格が高くなる傾向があります。
セットと単品
初めて揚げる場合は、吹流し・鯉・矢車・ロープなど必要なものが揃ったセットが便利です。
まずは吹流しと鯉3匹程度を基本に、ご予算やポールの強度に応じて、あとから単品で鯉を増やすこともできます。
家紋について
一番上に飾る「吹流し」には、家紋を入れることもできます。
もし、ご自宅の家紋がわからなければ、この機会に調べてみるのもいいかもしれません。
ご家族に聞いてみたり、古い品を調べたり。
あるいは「元気な男の子が生まれました」とご報告がてら、ご先祖さまのお墓参りへ。
墓石に刻まれた家紋から、自分の家のことを知る。
鯉のぼりが、家族のこれまでと、これからを考えるきっかけになる。
そんな楽しみ方があってもいいと思います。
家紋入れには通常7〜10日程度、繁忙期には2週間程度かかる場合があります。
大型鯉のぼりをご検討のお客さまへ
鯉のぼりは、設置環境や地域によって適したサイズや揚げ方が異なります。
特に大型サイズでは安全面を含めた知識・経験が必要になるため、当店では設置場所やご希望をお伺いしながらの対面販売とさせていただいております。
遠方のお客さまには、お近くの人形専門店や、長年鯉のぼりを取り扱っている店舗へのご相談もおすすめしています。