先日いただいた太宰府みやげ。
太宰府天満宮御用達 梅園菓子処さんの 【鷽(うそ)の餅】
パッケージデザインもなかなか風流ですな。
中身。升目状に並んだ餅に、ミントグリーンのパウダー(落雁)がどっさりと。
あれ?なんか視線を感じる…。
……お、オマエは!!
無事救出。
ほんのりしそ風味の餅とともに入っていたのは、およそ1.5㎝ほどの
超極小サイズの木彫の鷽(うそ)とよばれる人形。
鷽は菅原道真ゆかりの鳥として親しまれ、日本各地の天満宮ではそれをモチーフとした人形を用意して【鷽替え神事】を行ったり、お守りとして授与したりする文化(神事)があります。
今回の木鷽は、木を薄く削りカールさせた木片を羽毛に見立てた作り。
これこそが太宰府型鷽の最大の特徴なり、センスいい!
木鷽は地域によってその造形が異なり、しかも購入できる日がそれぞれ年1~2回だったりするので、収集家のマニア心をくすぐります(笑)。
ちなみに鷽の餅は年中手に入るそうですが、この木鷽が入ってるのは1~2月のみで、それ以降は陶器製だそうです。
というわけで、本日わが家の【郷土玩具 鳥コーナー】に新たに仲間入り。
毎年1月7日のみ手にすることができる本物の太宰府の木鷽が欲しいなぁ…
とはいえ今回も本物ですけどね。