五月人形選び 収納飾り
をご紹介します。収納時のサイズを重要視する方が増えてきてますしね。
まずはじめに一般的な飾り方(出し飾り)。飾ったときははこんな感じに。
兜/鈴甲子雄山 作 飾り間口60cm×奥行40cm×高さ55cm
しまうときは
・台座になっている櫃(ひつ)に本体のみ収納できましてまず1つ、
・後ろの屏風で1つ、
・下の飾り台で1つ、(場合によっては屏風と台のセットで1つ)
・両脇の弓と太刀のお道具が対で1つ、
と合計で4つ(3つ)の箱に収納していただきます。こんな具合です。
では次に収納飾り。飾ったときはこんな感じです。
兜/鈴甲子雄山 作 飾り間口52cm×奥行32cm×高さ63cm
しまうときに本体や付属品を個別にしまうのは「出し飾り」同様ですが、「収納飾り」は
それらが全て飾り台の中に収まります。なので最終的に非常にコンパクトになります。
ちょっと珍しい観音開き型。収納時のサイズは間口55cm×奥行35cm×高さ35cm
ただここまで説明しておいて何なんですが…
間口が60cm前後の「出し飾り」ならしまったときの大きさは
「収納飾り」とさほど変わらないのです。
こうしてしまえば一つの箱に収まるって意味は同じですから(笑)。
ダンボールの間口65cm×奥行40cm×高さ45cm
もっと追求すれば、飾り台の購入をやめて、もうせんなどの敷き布を
飾り台代わりにすると「収納飾り」よりはるかに小さくなります。
※バラ売り可能のお店でしかできないと思いますが聞いてみる価値アリ
それぞれのご家庭の収納場所にもよりますが、
『押入れの上の段に兜(または鎧)本体とお道具類、
下の段の空いてる隙間に屏風や飾り台』などと分散してしまえるほうが
実は便利だったという場合もあるので、収納サイズが気になる方は店頭で、
「この飾りはしまったときどれくらいになりますか?」と
お店の方に聞いていただくのが一番です。空箱を見せてくれると思いますよ。
コンパクトサイズなら絶対に「収納飾り」!!とあまり限定せずに
コンパクトサイズなら「収納飾り」か、間口60cm前後の「出し飾り」!!
くらいにしておけば、選ぶ選択肢も増えて楽しみも広がると思いますよ。
それでは。