五月人形 鎧 / 鈴甲子雄山 / Jazzy Armadura タンゴ侍 茶丸
渋さ際立つ五月人形 "Jazzy"シリーズ
"Armadura タンゴ侍 茶丸"
鍛造、彫金、皮革、染織、組紐、木工…さまざまな工芸技術を駆使して創り上げる鎧兜の甲冑。一流の職人たちが手がける各制作工程の役割を "ジャズセッション" になぞらえ、渋さ感じるテイストで制作された新感覚のコンパクト五月人形 "Jazzy"シリーズ。鎧飾り "Armadura タンゴ侍 茶丸" のご紹介です。
優れた造形美と無垢材との調和
鎧の美しさをもっとも左右するのがそのプロポーション。異なるサイズの鎧でも部品を変えずに制作する工房が存在する一方、鈴甲子雄山は作る鎧の大きさにあわせて専用の部品を作成します。そのため完成時に不自然な箇所がなく、全体的にバランスのとれたプロポーションに仕上がっています。
もともと造形美に定評のある雄山は、今回さらに一歩踏み込んだ制作に挑戦。"無機質な工業製品"になりかねないコンパクトな五月人形を、研ぎ出した牛革と人型にしたブナの無垢材とを組み合わせることで"温もりのある工芸品"へと立ち返らせることにも注力しました。
造形の美しさのみならず、これまで見たことのない鎧飾りでありながらも、現代の居住空間に違和感なく調和するインテリア性が本品の特徴になっています。
職人の丁寧な仕事ぶり
手作業で丁寧に研ぎ出した牛革のぼかし模様は、一点一点その表情が異なります。贈られたお子さまだけの特別な五月人形として、末永くその成長を見守ってくれることでしょう。
主役をより美しく演出
人形をより美しく際立たせるために存在する周辺のお道具類。なかでも屏風や飾台は、全体のイメージを左右するほど重要な役割を担っています。
「主役の存在感を損なわずして、より魅力的な空間を演出するためのものづくりを」
そんなテーマと向き合いながら、職人は日々絵柄の構図や配色、そして質感に至るまで試行錯誤を繰り返し、卓越した技術をもって美しい製品をつくり続けています。
人形本体に注目が集まるよう、その存在感を主張しすぎずセンスの光る制作を心がけました。
色調は現代の住空間を意識したインテリア志向に。飾り台は木目を活かしたウォールナット仕上げです。人形本体にあわせ制作しているので相性は抜群です。
また屏風の開閉部分には金具の丁番を一切使わず、和紙でできた"羽根"とよばれる和紙丁番を使用する、いわば職人の伝統技術でつくる制作工程(本仕立)にこだわりました。
開閉部に切込が入っていて、両面に開く仕組みが特徴です。継ぎ目に隙間ができないので、見た目にもすっきりとした印象となります。華美な装飾を排し、素材の質感と色彩のみで構成されたシンプルモダンな台屏風。節句人形職人ユニット 縫nui"の一員としても活躍する木工師兼デザイナー、畑口ツトム氏が制作を担当しています。
シンプルでありながらも十分満足していただける美しさは、ジャパンクオリティの五月人形だからこそ。お子さまの成長を見守りながら、ぜひご家族揃って端午の節句をお楽しみ下さい。
音楽で感じるJazzyシリーズ。プレイリストつくりました♪
※Spotifyはインターネットを使った音楽ストリーミングサービスです。アプリのダウンロードは無料。PCやタブレットやスマホから利用できます。
商品詳細
作者・工房 | 鈴甲子雄山(すずきねゆうざん) |
生産地 | 千葉 |
サイズ | 台屏風付き:間口35 × 奥行35 × 高さ35 cm 鎧本体のみ:間口15 × 奥行15 × 高さ33 cm |
本体仕様 | 正絹糸威 牛革小札 純金鍍金鍬形 合金鉢 ※本体にプラスチックは使用しておりません |
屏風 | 本仕立二曲屏風 |
飾台 | 木製丸抜き台(杉材使用) |
弓太刀 | - |
お道具 | - |
付属品 | ■お手入れセット(毛バタキ・手袋・クロス) ■作者立札 |
注意事項 | ■手作りのためサイズや形状、色合いが各々多少異なります。 ■ご使用のモニターにより、実際の色と異なって見える場合がございます。 |
作者・工房について