五月人形 鎧 / 鈴甲子雄山 / 徳川家康10号

通常価格 305,000 (税込)単価  あたり 

お気に入りに登録
五月人形 鎧 徳川家康 鈴甲子雄山 忠実模写五月人形 鎧 徳川家康 鈴甲子雄山 忠実模写

甲冑師 鈴甲子雄山作
名将忠実模写 徳川家康の鎧


現存する鎧や兜の忠実模写を得意とする名門甲冑工房 鈴甲子雄山。戦国武将の甲冑も数多く手がけており、そのどれもが細部に至るまで妥協を許さない仕上がりに。専門家からも支持され、その品質と実績の高さに定評があります。


乱世をくぐりぬけ、江戸幕府300年という平和な時代の礎を築きあげた戦国時代最後の覇者、またその死後も権現様(ごんげんさま)と神格化されたご存じ、徳川家康。数多くの職人が手がける五月人形用の徳川家康モデルにおいて、もっとも忠実かつ美しいのはまさしく雄山のそれではないでしょうか。

実物を手本にしています

本作品は現存する甲冑をもとに、限りなく忠実に制作しています。


重要文化財 歯朶具足
-静岡県・久能山東照宮博物館所蔵-


「歯朶(シダ)の葉」と「獅子」と「日輪」の3つを組み合わせた前立と、大黒さまの頭巾をイメージした頭頂部が特徴的な徳川家康の具足。
歯朶は多くの胞子をつけることから"子孫繁栄"の意味を持ち、獅子には"魔除け"の意味があることから、ともに縁起物としてその意匠を取り入れていたと思われる。家康が夢の中で大黒さまを見たことから「これは吉夢」と、すぐさま作らせたとの逸話も残っている。
これを着用して臨んだ関ヶ原の戦い、傍らに置いて指揮をとった大坂の陣においてともに勝利。その後天下統一をはかったことから、この甲冑は別名「幸運の兜(鎧)」と言い伝えられている。

徳川家康 歯朶具徳川家康 歯朶具

全体のバランス


五月人形 鎧 徳川家康 鈴甲子雄山 忠実模写 全身

鎧の美しさをもっとも左右するのがそのプロポーション。異なるサイズの鎧でも部品を変えずに制作する工房が存在する一方、鈴甲子雄山は作る鎧の大きさにあわせて専用の部品を作成します。そのため完成時に不自然な箇所がなく、全体的にバランスのとれたプロポーションに仕上がっています


威糸(おどしいと)の色はもちろん、板と板を連結するための穴への通し方も忠実に再現。しなやかで発色のよい絹製の威糸を使用し、素懸威(すがけおどし)とよばれる特種な通し方を行っています。

兜の特徴


五月人形 鎧 徳川家康 鈴甲子雄山 忠実模写 兜

兜正面の歯朶前立(しだまえたて)は、真鍮製の純金メッキ仕上げ。実物にならいシダの葉の葉脈までを細かく型抜きした精密な作りとなっています。


五月人形 兜 徳川家康 鈴甲子雄山 コンパクト 収納

頭を包み込む鉢(はち)の部分も実物同様の様式に。大黒さまの頭巾をイメージした「大黒頭巾形(だいこくずきんなり)」とよばれる形状を再現しています。


そして裏をめくり上げると、その下から楔帷子(くさりかたびら)が現れる「二重𩊱(にじゅうしころ)」までをも忠実に再現。本来ならば省略できるところも決して妥協を許さない仕上がりとなっています。



胴体の特徴


五月人形 鎧 徳川家康 鈴甲子雄山 忠実模写 胴

一般的な鎧に使用される胴体と兼用で戦国武将の甲冑をつくる工房が多いなか、雄山はそれぞれの武将を実物同様の形状で制作します。徳川家康は甲冑全体に上質な牛革を使用。その量は革靴およそ10足分なのだそう。

見えない後ろ姿にも妥協なし


五月人形 鎧 徳川家康 鈴甲子雄山 忠実模写 背面 五月人形 鎧 徳川家康 鈴甲子雄山 忠実模写 背面

正面からは見えない背面であるにも関わらず細部を簡略化せず、どこから見ても美しく実物に忠実であることにこだわり製作しています。


ご家族の想いを裏切ることのないよう、末長く飾ってもらえるようにと知恵を絞り、素材を吟味し、細部に至るまで技を磨き作り上げられる職人の品。「神は細部に宿る」のクラフトマン精神を礎にした手仕事の温もりが感じられることでしょう。

主役を支え彩る名脇役


人形をより美しく際立たせるために存在する周辺のお道具類。なかでも屏風や飾台は、全体のイメージを左右するほど重要な役割を担っています。


「主役の存在感を損なわずして、より魅力的な空間を演出するためのものづくりを」


そんなテーマと向き合いながら、職人は日々絵柄の構図や配色、そして質感に至るまで試行錯誤を繰り返し、卓越した技術をもって美しい製品をつくり続けています。

二曲裏箔金屏風セット

金屏風はひな人形でも五月人形でも定番中の定番商品。シンプルさゆえに、作りの甘い人形は粗が目立つように見え、逆に丁寧につくられた人形はその美しさがより際立つという魔法のような屏風でもあります。


二曲裏箔金屏風セット

本品は、より上品で落ち着いた雰囲気を出すために、金紙の上に絹地を敷いた"裏箔(うらはく)"という手法を取り入れ、金特有の色調をあえて和らげて制作しました。


また屏風の開閉部分には金具の丁番を一切使わず、和紙でできた"羽根"とよばれる和紙丁番を使用する、いわば職人の伝統技術でつくる制作工程(本仕立)にこだわりました。



本仕立屏風 紙丁番

開閉部に切込が入っていて、両面に開く仕組みが特徴です。継ぎ目に隙間ができないので、見た目にもすっきりとした印象となります。職人の街、墨田区にある老舗屏風工房の片岡氏が生みだす技ありの工芸品です。


弓太刀 吉野

両脇に飾る木製の弓太刀飾り。弓は藤巻仕上げ、矢羽は天然羽根を仕様しています。シンプルな一本矢の飾りには「狙い(願い)が一発で仕留め(叶え)られますように」とのメッセージが込められています。


弓太刀 吉野

また、太刀には「光り輝き邪気をはらう」と言い伝えられていることから、簡略化せずに鞘(さや)が抜け刀身が現れる仕様となっています。※模造刀で切れませんが取扱にはご注意ください


一般的に弓の矢尻部分や太刀の柄の部分にはプラスチックが使われますが、本製品は一切プラスチックを一切使用していません。刀の反り返りや装飾金具にまでこだわった神聖なるたたずまい。屏風同様、ものづくりのまち東京墨田区の職人さんの手から生まれたたしかな逸品です。



大人目線でも十分お楽しみいただけるのは、ジャパンクオリティの五月人形だからこそ。お子さまの成長を見守りながら、ぜひご家族揃って端午の節句をお楽しみ下さい。



商品詳細

作者・工房 鈴甲子雄山(すずきねゆうざん)
生産地 千葉
サイズ 台・屏風付き:間口84 × 奥行60 × 高さ96 cm
人形本体のみ:間口45 × 奥行44 × 高さ88 cm
本体仕様 正絹糸威 牛革小札 純金鍍金前立  二重𩊱形式 小篠籠手 篠臑当 甲掛
※本体にプラスチックは使用しておりません
屏風 二曲本仕立裏箔金屏風
飾台 木製黒塗平台(畳付)
弓太刀 一本矢藤巻弓太刀 ※プラスチックは使用しておりません。 太刀は鞘から抜けます。
お道具
付属品 ■お手入れセット(毛バタキ・手袋・クロス)
■作者立札
■陣羽織
■手書き名入木札※記入欄にお子さまのお名前を必ずご入力下さい
注意事項 ■手作りのためサイズや形状、色合いが各々多少異なります。
■ご使用のモニターにより、実際の色と異なって見える場合がございます。


作者・工房について



鈴甲子雄山 ■経済産業大臣指定伝統工芸士 ■日本人形協会認定節句人形工芸士

明治時代、初代雄山"鈴木甲子八"により東京都墨田区に創業。業界屈指の技巧派として不動の地位を確立。国宝や重要文化財などの現存する甲冑を実地に調べあげ忠実に模写する技術は極めて高く、その作品の数々は重厚且つ繊細。専門家たちからも高い支持を得ている。 ▶インタビューページへ