五月人形 / 双子用飾りE / 太閤清正
2022年度分は完売いたしました。誠にありがとうございます。

お守りだから、ひとつずつ
双子用 五月人形飾り(豊臣秀吉・加藤清正)
五月人形は、健やかな成長と幸せを祈願するために飾られる、言うならば"お守り"の役割をはたします。そのため一人に対して一つの五月人形飾りが基本的な考え方。
けれども生まれたわが子が双子となると、実際どうしたら良いのやら?そんな悩みを解消するべく"双子用 五月人形飾り"という選択をご提案いたします。ともに調和を図りデザインしているので、仲良く二組の人形を飾ることができます。
そんな五月人形双子用飾りに激動の戦国時代を駆け抜けた名将の、生きざまとメッセージが込められたシリーズが登場です。飾る楽しみだけでなく、お子さまが将来、歴史に興味を抱くきっかけになるかもしれませんよ。
豊臣秀吉モデル


農民から関白の地位にまで登りつめた日本史上最高の出世人、豊臣秀吉。秀吉所有の"馬藺後立付(ばりんうしろだてつき)兜"を甲冑師 鈴甲子雄山が忠実に模写。※実物は東京国立博物館所蔵。
馬藺とはアヤメ科の植物で、この葉が並ぶ様を"昇り行く朝日"に見立てた秀吉が、自身の生涯になぞらえ兜のデザインに取り入れたのだとか。"出世兜"ともよばれ縁起がよいとされていることから、その夢を男児に託して節句飾りとしても人気があります。
加藤清正モデル


秀吉子飼いの家臣にして"賤ヶ岳の七本槍(しずがたけのしちほんやり)"のひとり、加藤清正。清正所有の"長烏帽子形(ながえぼしなり)兜"を甲冑師 鈴甲子雄山が忠実に模写。※実物は徳川美術館所蔵。
戦国時代の数あるエピソードの中でも、"清正の虎退治"は"強さ"を象徴する場面として超有名。江戸時代にはその話をもとに、浮世絵の題材や芝居の演目として絶大な人気があり、古くから五月人形にも登場してきた武将です。
両者のエピソードをふたりに贈るメッセージとして
主君秀吉と家臣清正。主従関係にありながら、どこか似ているこのふたり。伝わるエピソードは、草履をあたためたり、一夜で城を築いたり…。虎と戦ってみたり、城づくりの達人だったり…。名将と謳われながらも、ともに根底に流れているは"額に汗かく泥臭さ"と"考えるな、感じろの精神"。それは勢いに身を任せ、為せば成るの心意気ともいえるでしょう。
不器用だけど心に刺さる人間味と、無骨なまでの男っぽさが、時代を超えても両者が愛され続ける所以かもしれません。両武将の生きざまに共感する想いを、ふたりのお子さまに贈るメッセージとして、毎年飾ってみるのも素敵ですね。
主張しすぎず主張して、主役をより美しく
人形をより美しく際立たせるために存在する周辺のお道具類。なかでも屏風や飾台は、全体のイメージを左右するほど重要な役割を担っています。
「主役の存在感を損なわずして、より魅力的な空間を演出するためのものづくりを」
そんなテーマと向き合いながら、職人は日々絵柄の構図や配色、そして質感に至るまで試行錯誤を繰り返し、卓越した技術をもって美しい製品をつくり続けています。

魔法のような金屏風
金屏風はひな人形、五月人形において永久的な定番商品。シンプルさゆえに作りの甘い人形は粗が目立つように見え、逆に丁寧につくられた人形はその美しさがより際立つという魔法のような屏風でもあります。
こちらの金屏風はより上品で落ち着いた雰囲気を出すために、金紙の上に絹地を敷いた「裏箔(うらはく)」という手法を取り入れ、金特有の色調をあえて和らげて制作しています。
また屏風の開閉部分には金具蝶番を一切使わず、羽根とよばれる和紙の蝶番を使用する、いわば伝統の職人技を用いる制作工程(本仕立)にこだわりました。

開閉部に切込が入っており両面開きとなる仕組みが特徴です。継ぎ目には隙間ができないので、見た目にもすっきりとした印象となります。職人の街、墨田区にある老舗屏風工房の片岡さんが生みだす技ありの工芸品です。
双子だけしか味わえない端午の節句を楽しもう

ひとつずつの五月人形をそれぞれ飾るよりも、ふたつ一緒に並んでいたほうが兄弟仲睦まじく見えますし、飾りを見た人たちも微笑ましい気分になれると思いませんか?
周囲に笑顔と幸せを運んでくれる、そんな双子用飾りで端午の節句をご家族揃ってお楽しみ下さい。
ご注文前にご確認下さい
1. 記入欄にご入力ください
双子用飾りには「家紋刺繍入のぼり旗一対」と「名入木札2つ」が付属します。家紋名とお子さまのお名前2名分を、それぞれカートボタン上部にある記入欄に必ずご記入下さい。
2. 家紋に関しまして
家紋の外側に「○(丸)があるかないか」をご確認下さい。丸ありと丸なしでは中央のデザインが同じでも別種類の家紋となります。お客さまの間違いによるのぼり旗の再制作は16,000円(税込)を新規にご請求いたしますのでご注意下さい。

複雑な家紋や名称がわからない場合、また旧漢字のお名前の場合は、見本をFAXもしくはメールにて当店までお送り下さいませ。
FAX:0436-62-4115 mail:info@koitoku.com3. 配送日に関しまして
家紋刺繍入のぼり旗の完成後に商品発送となります。完成に7~10日前後のお時間をいただきますので、日付指定をご希望の際にはご注文日より2週間目以降をご指定ください。※配送希望日を「指定しない」にした場合は、出荷準備が完了次第最短でお届けいたします。
3. キャンセルに関しまして
お客さまのご都合によるご返品やご注文のキャンセルは基本的に承りかねますが、いかなる理由におかれましても家紋刺繍入のぼり旗代のみ(税込16、000円)はご請求いたしますことをご了承願います。
商品詳細
作者・工房 | 鈴甲子雄山(すずきねゆうざん) |
生産地 | 千葉 |
サイズ | 飾り台と屏風のみ:間口85 × 奥行44 × 高さ40 cm 旗・弓太刀設置時:間口85 × 奥行51 × 高さ50 cm |
人形本体 | 豊臣:正絹糸威 牛革𩊱(しころ) 真鍮製馬藺後立 鉢裏皮張り 加藤:正絹糸威 真鍮製題目前立 鉢裏刺し子張り ※ともに兜本体にプラスチックは使用しておりません |
屏風 | 本仕立裏箔金屏風 |
飾台 | 木製黒塗平飾台 |
弓太刀 | 二段飾り 大 ※弓太刀本体にプラスチックは使用しておりません。太刀は鞘から抜けます。 |
お道具 | 家紋刺繍入のぼり旗一対 ※家紋名の記入欄に必ずご入力下さい |
付属品 | ■お手入れセット(毛バタキ・手袋・クロス)×1 ■作者立札 ×2 ■手書き名入木札 ×2 ※記入欄にお子さまのお名前2名分を必ずご入力下さい |
注意事項 | ■手作りのためサイズや形状、色合いが各々多少異なります。 ■ご使用のモニターにより、実際の色と異なって見える場合がございます。 |
作者・工房について