羽子板 / 八重垣13号 / むさしや豊山作

通常価格 44,500 (税込)   完売単価  あたり 

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歌舞伎 "本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)"に登場する"八重垣姫(やえがきひめ)"を題材とし、それを末広がりの限られた板の中だけで表現した江戸押絵羽子板です。


羽子板 むさしや豊山 八重垣13号

女性目線で美人を描いた日本画家"上村松園"の画風を取り入れ、繊細にして上品な表情をたたえています。


羽子板 むさしや豊山 八重垣13号

正絹の衣装の中には程よいボリュームで綿が詰め入れられ、女性のしなやかなで自然なラインが表現されています。

また装飾された絵柄は"手描きで彩色"されており、味わい深い職人技をみせてくれます。


羽子板 むさしや豊山 裏側

板には良質な桐材を使用。飾ったときに正面から見えない裏面にも、手描きで吉祥文様を入れ、羽子板が単なる飾り物ではなく"厄除けや健康祈願の縁起物"であることを刻み込んでいます。


羽子板 むさしや豊山 春香16号

東京都指定伝統工芸品の証紙が貼られた作札。



■ケース付き飾り
羽子板 むさしや豊山 春香16号 羽子板 むさしや豊山 春香16号

こちらは"ケース付き"飾り。前面が開閉する木製のマホガニー塗戸付ケースです。また前面のガラスにはさりげなく高級感を演出する面取ガラスを使用しました。※下記にて紹介する"木製飾り台"は付属しておりません。



■ケースなし飾り(木製飾り台付)

こちらは省スペースでも飾ることが可能な"ケースなし"の飾り。設置の際は付属の木製飾り台に立てかけてお飾り下さい。



縁起物の枠を超え、江戸の風情や美術工芸品としての趣を湛えるむさしや豊山の"江戸押絵羽子板"。初正月を迎える女児のいるご家庭はもちろん、季節の室礼飾りとしても多くの方に飾っていただきたい伝統工芸品です。



ご注意

女性がかかげている兜の金色部分は、塗装によるものではなく"金箔押仕上げ"です。金箔を貼りつける際に生じるシワを伸ばすと、その部分は細かな筋状になります。キズ等の不良品と誤解される場合がございますが、制作上の特質であり決して粗悪品ではありません。手仕事の工芸品が持つ魅力としてご理解願います。

羽子板 むさしや豊山 八重垣16号


商品詳細

作者・工房 むさしや豊山
生産地 東京
サイズ ■ケース有:間口29 × 奥行24 × 高さ55  cm
■ケース無:間口16 × 奥行17 × 高さ42  cm
本体仕様 ■衣装:正絹 西陣織金襴
■板:木製(桐)
■ケース:木製マホガニー塗戸付ケース 面取ガラス
■飾り台:木製組立式
注意事項 ■手作りのためサイズや形状、色合いが各々多少異なります。
■ご使用のモニターにより、実際の色と異なって見える場合がございます。
■人形に付属する小物やケースに付属するマリ等の色柄は、製造時期により多少異なる場合がございます。

作者・工房について

むさしや豊山ロゴ


むさしや豊山 ■勲五等瑞宝章 受章 ■東京都指定伝統工芸士 ■節句人形工芸士

創業明治元年。東京都墨田区にある江戸押絵羽子板工房の老舗。歌舞伎、日本舞踊を主な題材とし、その舞台背景を羽子板の構図に取り入れている。衣裳は本絹の着尺、柄は手描きにこだわり、素材のもつ色彩の美しさを最大限に引出す配色センスは唯一無二。伝統を後世に継承しつつ、新しい発想を加えたものづくりに挑戦するべく日々、研究を重ねている。