この記事でわかること
- ぼんぼり(雪洞)が飾られる理由
- 雪洞という名前の由来
- 燭台との違いと印象の違い
- コードレスぼんぼりのメリット
- 付属品選びで注目したいポイント
ひな飾りの名脇役の第二弾は、 両脇に飾られる【雪洞(ぼんぼり)】について。
ひなまつりの歌にも登場する、あの「ぼんぼり」です。
いわゆる昔の照明器具になるわけですが、 なぜひな飾りに照明器具が飾られているのでしょうか。
ぼんぼりが飾られる理由
ひな飾りは公家の結婚式をモデルにしていると言われています。
そして、ひな祭りが盛んになった江戸時代、 結婚式は亥の刻、現在の時間でいう22時頃に行われることが一般的だったそうです。
そのため照明器具は欠かせない存在でした。
ひな飾りのぼんぼりも、 その名残として飾られるようになったと言われています。
ひな飾りの道具には一つひとつ意味があります。
ぼんぼりも単なる飾りではなく、
婚礼の場を照らす大切な道具だったのです。
「雪洞」という名前の由来
ぼんぼりの語源は、 「ほのかに」という意味の「ほんのり」が転化したものという説が有力です。
その灯りがやわらかく、 ほのかであったことを表現した言葉とされています。
また漢字では「雪洞」と書きます。
雪のかまくらの中に灯る明かりが、 ぼんぼりのやさしい灯りに似ていたことから この字が当てられたとも言われています。
なんとなく日本らしい情緒を感じますね。
燭台(しょくだい)という選択肢
こちらも昔の照明器具のひとつ、 【燭台(しょくだい)】と呼ばれるものです。
ぼんぼりに比べると、 すっきりとした印象を受けます。
ミニマムな雰囲気があり、 ひな飾り全体もモダンな印象に変わるため人気があります。
華やかさなら「ぼんぼり」。
すっきりとした現代的な印象なら「燭台」。
お人形や屏風との組み合わせによって、
飾り全体の雰囲気は大きく変わります。
コードレス化が進んでいます
通常これらの照明器具はコード付きが一般的でしたが、
「飾りやすい」 「ひっかからない」 「見栄えがきれい」
という理由から、 現在当店では9割以上がコードレスの電池式になっています。
コード付きに比べると多少暗いという欠点はありますが、 それ以上にメリットの方が大きいと感じています。
※木目込人形セットなど、一部あかりがつかない商品もあります。
付属品にも産地があります
ぼんぼりにも産地があります。
なかでも提灯の有力産地として知られる岐阜は、 ぼんぼりの生産も盛んです。
その品質や技術は高く評価されており、 付属品までこだわりたい方には 【岐阜産ぼんぼり】がおすすめです。
お人形やお道具に目が行きがちなひな飾りですが、 ぼんぼりもまた飾り全体の印象を左右する大切な存在です。
ぜひ脇役にも注目しながら、 お気に入りのひな飾りを探してみて下さい。