この記事でわかること
- ひな飾りに欠かせない花類の意味
- 桜橘(さくらたちばな)と紅白梅の違い
- 花飾りがひな飾りの印象に与える影響
- 花類選びの楽しみ方
今回はひな飾りの脇役にスポットを当ててみます。
ひな飾りを彩る「花類」について
第一弾は、両脇に飾られる 【花類】 について。
何気ない飾りですが、 あるのとないのではひな飾りの華やかさが違ってくるので不思議です。
一般的なのは 桜と橘(たちばな)。
これは京都御所にある紫宸殿(ししんでん)の 「左近の桜」「右近の橘」を模したものです。
(節句人形アドバイザー試験の問題集にもよく登場します。)
ひな飾りの形式は公家の結婚式がモデルとされているため、 このような場所の飾りが取り入れられたようです。
桜は日本を代表する春の花。
橘は冬に黄金色の実をつける常緑樹で、
不老長寿の木とされています。
どちらもお子さまの健やかな成長を願う
ひな飾りにふさわしい意味を持っています。
紅白梅という選択肢
ただ最近はこの花類もいろいろありまして、 桜橘と同じくらい一般的なのが 紅白梅です。
こちらも春を代表する花であり、 京都御所南面の壺庭にも 紅梅・白梅が一対となって植えられています。
桜橘に比べると主張が控えめで、 そのぶんお人形を引き立てる存在とも言えます。
特に親王飾りとの相性は良いように感じます。
花類は脇役ですが、
飾り全体の印象を大きく左右します。
お人形だけでなく、
花との組み合わせにも目を向けると
ひな飾り選びがさらに楽しくなります。
広がる花飾りの世界
現在ではアレンジフラワーのような花飾りも登場し、 実に様々な種類が存在します。
ひな人形は、お人形だけで完成するものではありません。
花類やお道具との組み合わせによって、 同じ人形でもまったく違った表情を見せてくれます。
鯉徳では花類の組み替えも可能です。
ぜひお好みの組み合わせを探しながら、 自分たちらしいひな飾りを見つけてみてはいかがでしょうか。