今年も残すところあと1日となりました。
テレビも町並みも、お正月ムードが漂っていますね。
家の近所でもあちらこちらに正月飾りを見かけます。
家々のお正月飾りとして有名なのは「しめ飾り」と「門松」ですが、私たちの住むここ市原市姉崎という地域には、門松が……ないのです。
これは地元「姉崎神社」に古くから伝わる言い伝えに由来しています。
姉崎に門松がない理由
姉崎神社の祭神である志那斗辨命(しなとべのみこと)は女神であり、その夫神は嶋穴神社の志那都比古命(しなつひこのみこと)と伝えられています。
ある時、狩猟に出かけた夫神はなかなか戻りませんでした。
いつ帰るとも知れぬ夫神を待ちわび、待ちこがれた志那斗辨命は、
「待つは憂きものなり」
と嘆かれたそうです。
「待つ」は音が「松」に通ずることから、この郷では古くから「松を嫌う」と言われています。
※参考文献『姉崎神社参拝のしおり』
この伝説による風習が今も受け継がれており、姉崎神社の境内には松の木が一本もありません。
また、新年には門口に竹と榊(さかき)を組み合わせた飾りを立てる習わしがあるそうです。

ただ、そんな風習もお構いなしに、地元のスーパーやホームセンターでは一般的な門松がたくさん販売されていますが……。
地域ごとに残るこうした風習や言い伝えを知ると、普段見慣れたお正月飾りもまた違って見えてきますね。
というわけで、今年も一年大変お世話になりました。
年明けから鯉徳では、いよいよひな人形商戦が本格的に始まります。
一生に一度の思い出の品です。ぜひじっくりとご覧いただき、ご家族にとって納得のいく一品をお選びください。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
それでは皆さま、よいお年をお迎えください。