破魔弓 / 壁掛け 蓬 破魔弓

壁掛け可能なモダン破魔弓
木目の美しい天然木に、熟練した木工職人の技を添え、いっそうの美しさを魅せたモダンな破魔弓飾り。制作は天保三年(1832年)創業の芳精堂によるもの。壁に掛けても壁面に立てかけても美しく空間を彩ります。
外枠に使用されている木材はベイマツ。通直な木目で見た目もすっきりしており、耐久性が高いのが特徴です。内側に使用しているのはヒノキ。古くから最高品質の建築用材とされ、寺院や神社でも好まれて使用されます。晴れの舞台を"ひのき舞台"というように祝事にゆかりのある木なので、縁起物である破魔弓との相性もふさわしいともいえます。
ヒノキ部分をご覧いただくと、木が波打つように見える箇所があります。この独特な表情は、芳精堂が得意とする『曲げ物』技術によって生まれました。木に曲線的な動きを与えることで、素材本来の美しさを一層際立たせています。
矢の形状は蓬矢(よもぎや)。蓬の葉に見立てた絹様布を使用しています。古代中国では、男の子が生まれると六組の桑弓と蓬矢を作り、家の四方に向けて蓬矢を射て、前途の厄を祓い、将来の活躍を願ったと言われています。この行いは『桑弧蓬矢(※1)』という語の語源となりました。
(※1)桑弧蓬矢(そうこほうし)とは?
男子が四方へ雄飛し、成功しようとする志のたとえ…として用いられる語句。
お子さまの成長とともに、木の色合いの経年変化も楽しめる破魔弓飾り。ぜひご家族揃って初正月をお祝い下さい。
ご注意ください

壁にかける際には、本品裏側上部に穴があります。壁面に適切なフック(※1)を設置していただき、穴にかけてご利用ください。

(※1)フックの形状によっては、穴に正しく掛からなかったり、落下につながるおそれがありますので、ご使用の際は十分ご注意ください。
商品詳細
| 作者・工房 | 芳精堂 |
| 生産地 | 大阪 |
| サイズ | 間口11 × 奥行7 × 高さ50 cm |
| 本体仕様 | ■土台:ひのき ベイマツ ■矢:蓬矢(絹様布+ひのき) ■弓:再構成木(金塗装) |
| 注意事項 | ■手作りのためサイズや形状、色合いが各々多少異なります。 ■ご使用のモニターにより、実際の色と異なって見える場合がございます。 |
作者・工房について
