五月人形 奉納鎧 / 鈴甲子雄山 / 国宝 白糸威褄取鎧 5分の1

通常価格 333,000 (税込)単価  あたり 

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五月人形 鎧 奉納 五分の一 白糸褄取威 鈴甲子雄山 極上 五月人形 鎧 奉納 五分の一 白糸褄取威 鈴甲子雄山 極上

五月人形 鎧 奉納 五分の一 白糸褄取威 鈴甲子雄山 極上 五月人形 鎧 奉納 五分の一 白糸褄取威 鈴甲子雄山 極上

コンパクトサイズの最高峰クラス
国宝模写 白糸褄取威大鎧1/5


現存する鎧や兜の忠実模写を得意とする名門甲冑工房 鈴甲子雄山。国宝の甲冑も数多く手がけており、そのどれもが細部に至るまで妥協を許さない仕上がりに。専門家からも支持され、その品質と実績の高さに定評があります。


国宝 赤糸威鎧(菊一文字金物)を所有する青森県八戸市の櫛引八幡宮。こちらが所有するもう一つの国宝、白糸威褄取鎧を極小1/5スケールで精緻に再現しました。

実物を手本にしています

本作品は現存する甲冑をもとに、限りなく忠実に制作しています。


国宝 白糸威褄取鎧
-青森県・櫛引八幡宮所蔵-


後村上天皇より南部信光が正平22年(1367年)に拝領し、跡を継いだ光経が応永18年(1411年)に櫛引八幡宮に奉納したとされる。鎌倉時代後期から室町時代前期に流行した様式で、重ね着した装束の裾先(=妻の部分)が翻る際の美しさを連想させることが名称の由来となっている。現存する褄取鎧の中で胴・兜・袖のすべて揃っているのはこの一領のみ。日本の甲胄史における至宝のひとつで、歴史的にも極めて貴重な存在である。

国宝 白糸威褄取鎧

全体のバランス


五月人形 鎧 奉納 五分の一 白糸褄取威 鈴甲子雄山 極上

▲ 唐櫃は鎧の台座、収納箱として使用します。


五月人形 鎧 奉納 五分の一 白糸褄取威 鈴甲子雄山 極上五月人形 鎧 奉納 五分の一 白糸褄取威 鈴甲子雄山 極上

鎧の美しさをもっとも左右するのがそのプロポーション。異なるサイズの鎧でも部品を変えずに制作する工房が存在する一方、鈴甲子雄山は作る鎧の大きさにあわせて専用の部品を作成します。そのため完成時に不自然な箇所がなく、全体的にバランスのとれたプロポーションに仕上がっています


白糸威褄取鎧は奉納用の鎧といわれ、人肌に密着するような面あて・臑あて・毛ぐつ・および下着に類似するものは一切付属していません。そのため鎧が本来持っている重圧感や威圧感が全く感じられない独特なスタイルになっています。

兜の特徴


五月人形 鎧 奉納 五分の一 白糸褄取威 鈴甲子雄山 極上

金色に輝く魅力的な "鍬形(くわがた)" は、丁寧に下地を磨き上げた真鍮製の純金メッキ仕上げ。兜両脇の "吹返(ふきかえし)" とよばれる部分には "牡丹獅子文(ぼたんししもん)" を描いた鹿革を使用しています。また、鍬形の土台部分中央と両吹返には、実物同様に桐文様の金具がそえられています。


五月人形 鎧 奉納 五分の一 白糸褄取威 鈴甲子雄山 極上

頭を包み込む "鉢(はち)" の部分。成形品ではなく、複数の金属板をそれぞれ鋲でとめて成形する "矧(はぎ)合わせ鉢" とよばれる実物同様の制作技法を用いて仕上げています。



五月人形 兜 剥ぎ合わせ鉢

▲ 矧合わせ鉢のパーツ。溶かした金属や樹脂を型に流し込んで成形する鋳物とは異なり、無数の異なるパーツを組み合わせ、実物同様の手法で作られる矧合わせ鉢。鋳物より軽量だが耐久性があり、見た目の美しさも別格です。

胴体の特徴


五月人形 鎧 奉納 五分の一 白糸褄取威 鈴甲子雄山 極上

兜の吹返と同様、胴体部の "弦走(つるばしり)" には、実物と同じ "牡丹獅子文(ぼたんししもん)" が描かれた鹿革を使用しています。また、全面にぶら下がる "栴檀板(せんだんのいた)" "鳩尾板(きゅうびのいた)" 上部には、実物同様に桐文様の金具がそえられています。

見えない後ろ姿にも妥協なし


五月人形 鎧 奉納 五分の一 白糸褄取威 鈴甲子雄山 極上 五月人形 鎧 奉納 五分の一 白糸褄取威 鈴甲子雄山 極上五月人形 鎧 奉納 五分の一 白糸褄取威 鈴甲子雄山 極上

背中には心臓を守るための "逆板(さかいた)" が取り付けられ、その中心には "揚巻結び(あげまきむすび)の紐" を装着。紐は左右に広がり両袖に接続させています。正面からは見えない背面であるにも関わらず細部を簡略化せず、どこから見ても美しく実物に忠実であることにこだわり製作しています。

本品最大の特徴


五月人形 鎧 奉納 五分の一 白糸褄取威 鈴甲子雄山 極上

全体は白、各所に見られる褄取(アクセントカラー)には紅・萌黄・黄・薄紫・紫の5色を使った実物同様の配色です。その糸を用いて、名称にもある "褄取(つまどり)" とよばれるデザインをほどこしました。褄取とは、鎧各部の端だけを地色と異なる色の威糸で斜めに配色する装飾のこと。重ね着した着物の裾がひるがえった様を表現しており、源平時代の武士の間で流行したデザインです。


五月人形 鎧 奉納 五分の一 白糸褄取威 鈴甲子雄山 極上 沢瀉

兜の後ろ姿も実物同様に。このような末広がりの兜の色目は "沢瀉威(おもだかおどし)" とよばれます。沢瀉とは水辺に自生する植物で、その葉の形が "矢尻" に似ていることから、別名 "勝ち草" "勝軍草" とも呼ばれました。当時の武士はこの葉の図案を兜に落としこみ、多色の糸で表現することで、縁起を担ぐとともに自身の美的センスを競い合っていたともいわれています。


本品で使用されている正絹の威糸は限りなく細く、その幅わずか3mm。それを通していく穴の間隔はわずか1.9mm。兜と鎧すべての穴数は13,000穴と、現在制作されている五月人形において、その細かさは圧倒的な緻密さを誇ります。一本一本の威糸が密に整然と並ぶ姿からは、職人の丁寧な仕事ぶりのみならず、作品に込められた熱意までもが十分感じとれるはずです。


■ご注意ください
鈴甲子雄山制作による1/5スケールの鎧は複数ございますが、ここまで細かいピッチで威糸を通した作品は、本品を含むごく少数の国宝模写モデルのみです。


ご家族の想いを裏切ることのないよう、末長く飾ってもらえるようにと知恵を絞り、素材を吟味し、細部に至るまで技を磨き作り上げられる職人の品。「神は細部に宿る」のクラフトマン精神を礎にした手仕事の温もりが感じられることでしょう。

主役を支え彩る名脇役


人形をより美しく際立たせるために存在する周辺のお道具類。なかでも屏風や飾台は、全体のイメージを左右するほど重要な役割を担っています。


「主役の存在感を損なわずして、より魅力的な空間を演出をするためのものづくりを」


そんなテーマと向き合いながら、職人は日々絵柄の構図や配色、そして質感に至るまで試行錯誤を繰り返し、卓越した技術をもって美しい製品をつくり続けています。

本仕立四曲裏箔金屏風 手描き鶴松

落ち着いた風合いの生地に"手描きの鶴と松"を組み合わせた屏風。生地の不規則な織段や紬が独特の風合いを醸しだします。


本仕立四曲裏箔金屏風 手描き鶴松

屏風に描かれているのは"鶴と松"。鶴と松はともに"不老長寿の象徴"として古来よりニッポンでは縁起のいい絵柄として親しまれています。健康を祈願する節句の意義にもぴったりといえますね。


また屏風の開閉部分には金具の丁番を一切使わず、和紙でできた"羽根"とよばれる和紙丁番を使用する、いわば職人の伝統技術でつくる制作工程(本仕立)にこだわりました。



本仕立屏風 紙丁番

開閉部に切込が入っていて、両面に開く仕組みが特徴です。継ぎ目に隙間ができないので、見た目にもすっきりとした印象となります。

◆Aセット付属品

弓太刀 別注

矢羽根の部分には蓬の葉を、根元には蓬と菖蒲の葉を付けた邪気払いの縁起物、菖蒲矢です。鎧の力強さの脇で、そっと優しさを添えるたたずまいが魅力的。

◆Bセット付属品

弓太刀 別注

鎧の両脇に飾る弓太刀飾り。弓は藤巻仕上げ、矢羽は天然羽根を仕様しています。シンプルな一本矢の飾りには「狙い(願い)が一発で仕留め(叶え)られますように」とのメッセージが込められています。


弓太刀 吉野

また、太刀には「光り輝き邪気をはらう」と言い伝えられていることから、簡略化せずに鞘(さや)が抜け刀身が現れる仕様となっています。※模造刀で切れませんが取扱にはご注意ください


一般的に弓の矢尻部分や太刀の柄の部分にはプラスチックが使われますが、本製品は一切プラスチックを一切使用していません。刀の反り返りや装飾金具にまでこだわった神聖なるたたずまい。ものづくりのまち東京墨田区の職人さんの手から生まれたたしかな逸品です。



コンパクトサイズでも一切妥協を許さず、匠の技を遺憾なく発揮した五月人形。お子さまの守護神として末永くお飾りいただきたい逸品です。



商品詳細

作者・工房 鈴甲子雄山(すずきねゆうざん)
生産地 千葉
サイズ 台・屏風付き : 間口60 × 奥行40 × 高さ57 cm
人形本体+唐櫃 : 間口29 × 奥行24 × 高さ54 cm
本体仕様 正絹糸威(極細3mm幅) 純金鍍金金物 鹿革吹返 鹿革胴 木製唐櫃
※本体にプラスチックは使用しておりません
屏風 二曲本仕立裏箔(手描き鶴松)屏風
飾台 木製黒塗平台
弓太刀 Bセット付属 一本矢藤巻弓太刀 ※プラスチックは使用しておりません。 太刀は鞘から抜けます。
お道具 Aセット付属 木製菖蒲矢
付属品 ■お手入れセット(毛バタキ・手袋・クロス)
■作者立札
注意事項 ■手作りのためサイズや形状、色合いが各々多少異なります。
■ご使用のモニターにより、実際の色と異なって見える場合がございます。


作者・工房について



鈴甲子雄山 ■経済産業大臣指定伝統工芸士 ■日本人形協会認定節句人形工芸士

明治時代、初代雄山"鈴木甲子八"により東京都墨田区に創業。業界屈指の技巧派として不動の地位を確立。国宝や重要文化財などの現存する甲冑を実地に調べあげ忠実に模写する技術は極めて高く、その作品の数々は重厚且つ繊細。専門家たちからも高い支持を得ている。 ▶インタビューページへ