五月人形 兜単品 / 鈴甲子雄山 / 上杉謙信

甲冑師 鈴甲子雄山作
名将忠実模写 上杉謙信の兜
現存する鎧や兜の忠実模写を得意とする名門甲冑工房 鈴甲子雄山。戦国武将の甲冑も数多く手がけており、そのどれもが細部に至るまで妥協を許さない仕上がりに。専門家からも支持され、その品質と実績の高さに定評があります。
戦国屈指の戦術家として知られる"越後の龍"こと上杉謙信。数多くの職人が手がける五月人形用の上杉謙信において、もっとも忠実かつ美しいのはまさしく雄山のそれではないでしょうか。
実物を手本にしています
本作品は現存する甲冑をもとに、限りなく忠実に制作しています。
山形県指定文化財 紫糸威伊予札五枚胴具足
-上杉神社所蔵-
7歳より戦場に赴き初陣は14歳。その活躍は"天成の戦巧者"として世に広く知れ渡り、戦功だけでその地位を築いた極めて珍しい武将。天才的な戦術家として今なおその人気を博しており、そのスマートなイメージを裏付けるがごとく、装飾よりも機能美を優先させた胴丸ベースの飾り気のないシンプルな甲冑である。兜の前立は太陽と月をあわせた意匠で「日輪三日月前立」とよばれている。

兜本体のこだわり

トレードマークとなる正面の日輪三日月前立は真鍮製の純金メッキ仕上げ。表面の仕上げは手磨きで行っています。


兜背面。威糸(おどしいと)の色はもちろん、板と板を連結するための穴への通し方も忠実に再現。しなやかで発色のよい絹製の威糸を使用し、素懸威(すがけおどし)とよばれる特種な通し方を行っています。また、威糸が通された板の素材には、上質な牛革を使用しています。
頭を包み込む鉢(はち)の部分は、表面を滑らかに仕上げ人の頭に似せてつくる"日根野頭形(ひねのずなり)"仕様です。
ご家族の想いを裏切ることのないよう、末長く飾ってもらえるようにと知恵を絞り、素材を吟味し、細部に至るまで技を磨き作り上げられる職人の品。「神は細部に宿る」のクラフトマン精神を礎にした手仕事の温もりが感じられることでしょう。
大人目線でも十分お楽しみいただけるのは、ジャパンクオリティの五月人形だからこそ。お子さまの成長を見守りながら、ぜひご家族揃って端午の節句をお楽しみ下さい。
商品詳細
作者・工房 | 鈴甲子雄山(すずきねゆうざん) |
生産地 | 千葉 |
サイズ | 飾り時:間口31 × 奥行25 × 高さ51 cm 収納時:間口31 × 奥行25 × 高さ25 cm |
本体仕様 | 正絹糸威 牛革小札 純金鍍金日月前立 鉢裏刺し子張り 木製唐櫃 ※本体にプラスチックは使用しておりません |
屏風 | - |
飾台 | - |
弓太刀 | - |
お道具 | - |
付属品 | ■お手入れセット(毛バタキ・手袋・クロス) ■作者立札 |
注意事項 | ■手作りのためサイズや形状、色合いが各々多少異なります。 ■ご使用のモニターにより、実際の色と異なって見える場合がございます。 |
作者・工房について