五月人形 兜単品 / 鈴甲子雄山 / 伊達政宗

甲冑師 鈴甲子雄山作
名将忠実模写 伊達政宗の兜
現存する鎧や兜の忠実模写を得意とする名門甲冑工房 鈴甲子雄山。戦国武将の甲冑も数多く手がけており、そのどれもが細部に至るまで妥協を許さない仕上がりに。専門家からも支持され、その品質と実績の高さに定評があります。
東北のみならず今や全国的にも絶大な人気を誇る戦国武将、伊達政宗。数多くの職人が手がける五月人形用の伊達政宗モデルにおいて、もっとも忠実かつ美しいのはまさしく雄山のそれではないでしょうか。
実物を手本にしています
本作品は現存する甲冑をもとに、限りなく忠実に制作しています。
重要文化財 鉄黒漆塗五枚胴具足
-仙台市博物館蔵-
漆黒の中に一際輝く金箔押の弦月前立で有名な伊達政宗の具足。前立の形は右利きの政宗が太刀を振りかざす際に支障がないよう配慮された弦月(三日月)デザインとなっている。変容を繰り返す月の姿には"不滅・永遠"の意味が込められており、験を担ぎ月前立の兜を着用した武将は多かったが、なかでも本品は最大級のスケールで一度見たら忘れられない圧倒的な存在感がある。

兜本体のこだわり

トレードマークとなる正面の前立は実物にならい「木製金箔押仕様」に。金メッキの金属製よりも制作に時間がかかりますが、忠実さにこだわり当店はこちらの材質を採用しています。
兜両脇の吹返(ふきかえし)とよばれる部分も実物にならい、梅の花弁に見立てた文様をくり抜いて装飾しました。


兜背面、威糸(おどしいと)の色はもちろん、板と板を連結するための穴への通し方も忠実に再現。しなやかで発色のよい絹製の威糸を使用し、素懸威(すがけおどし)とよばれる特種な通し方を行っています。
極めつけは頭を包み込む鉢(はち)の部分。実物同様に六十二間の筋が入る筋鉢仕様です。本来ならば省略できるところも決して妥協を許さない仕上がりとなっています。
ご家族の想いを裏切ることのないよう、末長く飾ってもらえるようにと知恵を絞り、素材を吟味し、細部に至るまで技を磨き作り上げられる職人の品。「神は細部に宿る」のクラフトマン精神を礎にした手仕事の温もりが感じられることでしょう。
大人目線でも十分お楽しみいただけるのは、ジャパンクオリティの五月人形だからこそ。お子さまの成長を見守りながら、ぜひご家族揃って端午の節句をお楽しみ下さい。
商品詳細
作者・工房 | 鈴甲子雄山(すずきねゆうざん) |
生産地 | 千葉 |
サイズ | 飾り時:間口31 × 奥行25 × 高さ43 cm 収納時:間口31 × 奥行25 × 高さ25 cm |
本体仕様 | 金箔押弦月前立 正絹糸素懸威 六十二間筋鉢 木製唐櫃 ※本体にプラスチックは使用しておりません |
屏風 | - |
飾台 | - |
弓太刀 | - |
お道具 | - |
付属品 | ■お手入れセット(毛バタキ・手袋・クロス) ■作者立札 |
注意事項 | ■手作りのためサイズや形状、色合いが各々多少異なります。 ■ご使用のモニターにより、実際の色と異なって見える場合がございます。 |
作者・工房について