【五月人形 兜飾り】源義経の兜(紫裾濃威)4分の1■加藤鞆美作■江戸甲冑■送料無料

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【五月人形 兜飾り】源義経の兜(紫裾濃威)4分の1

日本の名画がモデルです。


本品は重要文化財に指定されている"安田靫彦筆 紙本著色黄瀬川陣 "(右図)に描かれた源義経の甲冑からインスピレーションを得て制作しています。


兜のイメージを大きく左右する正面の"鍬形(くわがた)"は、真鍮製の24金メッキ仕上げ。顔が写り込むほどに磨き込まれた鏡面仕上げが特徴的です。


耳元でカールしている部分は"吹返(ふきかえし)"とよばれ、矢から顔を守る役割がありました。この部分の装飾には柔らかい高級鹿革を使用。装飾金具は最小限にとどめ、シンプルなスタイルに仕上げています。

黄瀬川陣の義経

そして頭を包み込む"鉢(はち)"の部分は、短冊型の鉄板をそれぞれ鋲でとめて成形する"矧合わせ"とよばれる本物の兜と同じ制作技法を用いて仕上げています。鋳物(いもの)で作られる鉢よりも立体感や手仕事感、そして高級感が味わえます。



【五月人形 兜飾り】源義経の兜(紫裾濃威)4分の1

技を極めた職人がたどり着く境地 "江戸甲冑"


加藤鞆美さんが手がける甲冑は、大量生産の五月人形とは一線を画す超本格志向。厳選された素材を使用し、実物の甲冑を手本にしながら昔と変わらぬ技法で製作され、華美な装飾を用いない落ち着いた仕上がりが特徴です。


金物細工、革細工、染色、漆工など…伝統工芸の高度な技術・技法を結集した総合芸術品としての価値も認められ、現在国の指定する伝統工芸品に江戸節句人形/江戸甲冑の名で登録されています。


江戸甲冑イメージ 江戸甲冑イメージ

江戸甲冑が製作工程(技法)おいて、他ともっとも異なるのは"𩊱(しころ)"の部分(上記画像の赤色の部分)。

通常の𩊱には、機械等で成形された金物の"小札板(こざねいた)"が使われますが、江戸甲冑では本物の制作技法にならい、和紙や革を用いた小札板を使います。


これぞ江戸甲冑の真髄"𩊱(しころ)づくり"


江戸甲冑イメージ
1.小札づくり
𩊱の基礎となる小札板を作る前にまずは小札作りから。何枚も重ねて厚くした和紙(革)を短冊形に裁断したあと、威糸を通すための穴をあけて小札を完成させます。※後の糊付けの際に穴が塞がれてしまうので、小札板にしてから威糸を通す穴をあける職人もいます。
江戸甲冑イメージ
2.手並べ小札
前出の小札を一枚ずつ丁寧に並べていきます。作品の種類により、並べる小札の枚数や形状(アーチの角度)は変化します。枚数が足りなかったり角度が間違っていると、組立時にズレが生じて使い物にならなくなってしまうので、細心の注意と強靭な忍耐力が不可欠な工程といえます。

江戸甲冑イメージ
3.漆工(漆塗)
並べられた小札は糊付けされ、ようやく小札板となります。そのあと胡粉(ごふん)で下塗りし乾燥させ、さらに上から漆(うるし)を塗り耐久性と外見的美しさを向上させます。※最近は本漆よりもカシュー漆を使うことが多くなっています。
江戸甲冑イメージ
4.乾燥
乾燥させ成形された小札板の数々。無数にあいている丸い穴は威糸(おどしいと)を通していくための穴です。兜の最下段となる小札板の裾は、X型に威糸を閉じていきます。

江戸甲冑イメージ
5.威(おどし)
4~5つの大小異なる小札板を、色鮮やかな威糸で丁寧につなぎあわせていく工程。小札板と威糸が組み合わさることで"𩊱(しころ)"が完成します。
江戸甲冑イメージ
6.完成
威糸の配列によりさまざまな色彩表現が可能となる"𩊱(しころ)には、作り手の長年蓄積された知識と美意識が反映されます。そのデザインにもぜひご注目下さい。


【五月人形 兜飾り】源義経の兜(紫裾濃威)4分の1

一流の職人は、前から見えない後ろ姿にもこだわります。


黄瀬川陣に描かれた義経の甲冑にならい、威糸(おどしいと)の色目は"紫裾濃(むらさきすそご)"を採用。紫色が上から下(裾)に向かって、だんだんと濃くなる配色です。紫が基調となる色目のなかに差し色として黄色が使われているのですが、これは紫裾濃が"菖蒲(しょうぶ)"の色目モチーフとしているからと言われています。


菖蒲は薬草としても優れているところから"魔除け・厄除け"の意味を持っていること、その音が「尚武」「勝負」に通じること、開花時期が端午の節句にかさなることなどから"男児にとっての縁起物"として捉えられ、今なお菖蒲湯のような風習が残っています。当然ですが五月人形との相性が悪いはずがありません。

菖蒲イメージ


"主張しすぎず主張して、主役をより美しく"


人形の美しさをより際立たせるために存在する周辺のお道具類。
なかでも屏風は、全体のイメージを左右するほど重要な役割を担っています。


主役の存在感を損なわずして、より魅力的な空間を演出をするためのモノづくりを。


そんなテーマと向き合いながら、職人は日々、絵柄の構図や配色、そして質感に至るまで試行錯誤を繰り返し、卓越した技術をもって美しい製品をつくり続けています。

【五月人形】黒枠金沢箔11号 【五月人形】黒枠金沢箔11号

"魔法のような金屏風。アクセントに効果的。"


金屏風はひな人形でも五月人形でも定番中の定番商品。シンプルさゆえに、作りの甘い人形は粗が目立つように見え、逆に丁寧につくられた人形はその美しさがより際立つという魔法のような屏風でもあります。


そして金屏風に使う金色部分の種類もさまざま。その種類において最高ランクに位置するものが"金沢箔押"です。和紙に金沢箔を一枚一枚丁寧に箔押しして作られた金沢箔押屏風は、深みのある優美な輝きを放ちます。


マス目状に並べられ、継ぎ目となる線が見られるのが箔押された証。安価な金紙や塗装の金屏風とは異なる"本物の輝き"をお楽しみ下さい。


【五月人形】弓太刀A09号 【五月人形】弓太刀A09号

小さくも丁寧に巻いた赤紐のアクセントが美しい"木製弓"と"天然羽根仕様の矢"。


"光り物は邪気をはらう縁起物"と古来より言い伝えられていることから、弓と対となる太刀は簡略化せずに鞘から抜ける仕様になっています。(模造刀で切れませんが、鋭利な部分もありますので取扱にご注意ください)



大人目線でも十分お楽しみいただけるのは、ジャパンクオリティの五月人形だからこそ。お子さまの成長を見守りながら、ぜひご家族揃って端午の節句をお楽しみ下さい。


商品詳細

作者・工房

加藤鞆美(かとうともみ)

サイズ

間口47 × 奥行34 × 高さ51 ㎝

本体仕様

江戸甲冑 正絹糸威 矧ぎ合わせ鉢 本革吹返 鉢裏皮張り 銀鍍金鍬形 和紙小札 
※兜本体にプラスチックは使用しておりません

弓太刀

木製弓太刀 ※太刀は鞘から抜けます。

屏風

金沢箔押黒枠屏風

飾台

木製黒木目塗平飾台

サービス品

■お手入れセット(毛バタキ・手袋・クロス)
■陣羽織
■手書き名入木札 ※ご注文の際、備考欄にお子さまのお名前をご記入下さい

注意事項

■手作りのためサイズや形状が各々多少異なります。
■ご使用のモニターにより、実際の色と異なって見える場合がございます。

作者・工房について

加藤鞆美ロゴ

加藤鞆美 ■東京都指定伝統工芸士 ■日本伝統工芸甲冑士一号

昭和9年東京に生まれる。名匠、初代加藤一胄の二男。12歳の頃、父より江戸甲冑製作の技法を学ぶ。父の残した数々の資料を再編集すると同時に、再度裏付けを取るため全国の国宝甲冑などを実地に調べあげ、その研究を元に甲冑製作にあたっている。縮尺されても原物を持つ"匂い"や"伝統"を崩すことなく再現することを甲冑製作の真髄としている。

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